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意外と知らない?お正月にまつわる「豆知識」
こんにちは。クリーマの京(かなどめ)です。
街中はすっかりクリスマスムード一色ですが
それそろ、お正月に向けた準備に忙しくなっている方も多いのではないでしょうか?
何気なく迎えるお正月。
そのならわしには色んな意味がありました。
今回は、お正月にまつわる「豆知識」についてお届けします。
お正月の由来
昔から、元旦には「年神様(としがみさま)」という新年の神様が、
1年の幸福をもたらすために各家庭に降臨するとされています。
年神様は祖霊神であり、田の神、山の神でもあるため
子孫繁栄や五穀豊穣に深く関わり、人々に健康や幸福を授けるとされています。
その年神様を迎え入れてお祝いし、たくさんの幸せを授けてもらうために
様々な正月行事や風習が生まれたそうです。
それでは、ここからは主なお正月行事や風習の由来についてご紹介していきます。
しめ縄・しめ飾りの意味と飾り方
そもそも正月行事というのは、年神様という新年の神様をお迎えするための行事です。
年神様は家々にやってくると言われているため、お正月が近づくとしめ縄やしめ飾りを施し、年神様を迎える準備をします。
しめ縄(注連縄)には、神様をまつるのにふさわしい神聖な場所であることを示す意味があり
その中に不浄なものが入らないようにする役目も果たすと言われています。
そんな、お正月に欠かせないしめ繩。
せっかくだったら、ありきたりのものではなく、“我が家らしい”ものを選んでみてはいかがでしょうか?
Creemaには「しめ縄・しめ飾り」だけでなんと2,000点以上!
他では絶対に見つからない、「お気に入り」がきっと見つかります。
今回はそんな沢山ある中からいくつかをピックアップしてご紹介しますので
ぜひ参考にしてみてください。
真っ赤なインパクトあるしめ飾りはLovingFIowersMi-modoさんの「お正月 おしゃれしめ縄」。
お正月ならではの松・竹とともに使っているのは
ローズ、グリーンマム、グラデーションパープルダリア。
シックで華やかな仕上がりです。
Simple is Best を表現しているかのような、mizuhiki* karin *さんの《お正月飾りリース》。
赤色の水引を二重のリースにして、平梅のアレンジモチーフと松葉で仕立てています。
ピンクの大きなダリアが印象的な、Flower Studioさんの「お正月飾り PINK」。
ピンクが大好きな方、「しめ飾りだって可愛いものがいい!」と思っている方にぴったりです。
梅の花やゴールドの松ぼっくりがアクセントになっています。
しめ繩・しめ飾りを飾る場所としては、年神様を迎える玄関先や神棚に飾りることが多いのですが
地域によって様々です。
気をつけたいのが飾るタイミング。
最近では、クリスマスが過ぎた25日以降に飾り始めるのが一般的で
ぎりぎりにならないよう、28日までを目安にし、29日は「二重苦」「苦」に通じて縁起が悪く、31日も一夜飾りになるので避ける風習があります。
こうして正月の年神様をお迎えし、一般的には7日に外すところが多いようです。
※6日とする場合や、地域によっては15日ということ(14日とする場合も)もあるようです
鏡餅を飾る意味
お正月を迎えるために飾る「飾り」というイメージの強い鏡餅ですが
本来は、歳神様を迎えるために供える「お供物」です。
鏡餅が丸い形は「円満」を、2つ重ねるのは「かさねがさね」を表しています。
つまり、円満に年を重ねるという意味です。
本来であれば実際のお餅を供えるのが一般的ですが
近年のライフスタイルの変化により、鏡餅はインテリアとして受け入れられるようになり
現在では様々な素材の鏡餅が登場しています。
例えば、YUGEN GLASSさんは「光」を感じる「ガラス」という
透明な素材で鏡餅を制作する事で、新年を明るく楽しく過ごしていただきたいという願いを込めています。
みかんの粒々感がリアルに表現されている、グラスタイムさんの「つぶつぶみかんのモチモチ鏡餅 組紐付き」。
泡ガラスでお餅の白さを表現している、可愛らしい作品です。
こちらも羊毛フェルトでできた、mokochicoさんの「コンパクトとりりの鏡餅」。
来年は酉年なので、トリをモチーフにした鏡餅を。
鏡餅の飾り方は、時代によって移り変わり、地域によっても違いが見受けられます。
鏡餅の正式な飾り方は、白木の三宝(三方)に半紙を敷き重ねた丸もちをのせ
その周りに橙(だいだい)、裏白、昆布、ゆずり葉などと縁起物の海の幸、山の幸を飾るとされています。
基本を踏まえながら、各ご家庭ごとにアレンジして楽しむのもおすすめです。
2017年の干支は酉(とり)
年末になると必ず「今年の干支は何だっけ?」「来年の干支は?」と考える機会が増えてきます。
干支はもともと時間や月日をはかるためのものとして開発され、特に農業などで活用されてきた歴史があります。
暦が発展し近代化するにつれて馴染みは薄くなってきていますが
年賀状のデザインや縁起物として根強く支持されています。
来年2017年の干支は「酉」。正確には“丁酉”(ひのととり)になります。
トリは人に時を報せる動物です。
「とり」は「とりこむ」ので、商売などでは縁起の良い干支と言われています。
年のはじめに干支を飾ると運気が上がる、とされる縁起物。
そんな、2017年の干支「酉」にゆかりのある作品をご紹介します。
まずは、kirikabuさんの「2017年 招福 きりかぶオリジナル 酉の組み木」。
自由に組み合わせができますので、スペースに合わせて飾れます。
キラキラと輝くのは小林亮二さんの「2017年 ガラスの干支 酉」。
白い部分は、泡のガラスなので日差しを浴びるととてもきれいです。
いろいろな木を使ってニワトリの親子を作っているのは
木工作家:nobucafeさんの「【木製】ニワトリと卵:干支・2017」。
トサカはサッチーネという赤い木、胴体はひのき、クチバシは花梨、ハネはブラックウォルナット、卵はひのきで出来ています。卵の座布団は藁です。
ご要望に応じて、ニワトリのお腹部分に手書き文字の焼き入れが可能なのでぜひ相談してみてください。
最後にご紹介するのは、HAM-NICOさんの「ヒヨコポンチョ」。
ちょっと干支の飾りとは違いますが、新年に着ていると可愛さのあまり人気者になりそうです!
フードには口ばしと鶏冠のような髪がついていて、被るとヒヨコになりきれます。
シルエットがとても綺麗でまるで羽ばたいているよう。
新生児のおくるみとして、ポンチョとして、ベビーカーや室内のひざ掛け・毛布代わりとして
色々なシーンでお使い頂け1枚あるととても便利です。
意外と知らない「お正月の豆知識」、皆さんはどれぐらい知っていたでしょうか?
これまでの歴史や由来を大切にしながらも、今のライフスタイルに合わせて
新しい年を迎えてみてはいかがでしょうか。