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「七五三」って何する日?今さら聞けないQ&A付き・おすすめアイテム10選
こんにちは、クリーマの竹中です。
約1か月後に迫った「七五三」。子どもの成長を祝う、日本の伝統行事の一つですが、子どもの頃に着物を着て千歳飴を貰った記憶がぼんやりあるだけで、いざ自分が祝う側になると、どうしたらいいか分からない……なんて方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、七五三にまつわる疑問を解消しながら、髪飾りやおめかしアイテムなど、Creemaで見つかるおすすめの七五三アイテムをご紹介します。
【目次】
1.七五三ってそもそもどんな行事?
2.祝う日は?服装は? 七五三のよくある質問
‐ 七五三のお祝いをする年齢は満年齢?数え年?早生まれの場合は?
‐ 11月15日は何をする日?その日でないと七五三のお祝いはできないの?
‐ 子どもの服装は?洋装でもいいの?
‐ 親戚の七五三のお祝い相場はどれくらい?
3.一つあれば大活躍 女の子向けの髪飾り
4.袴もスーツも◎ 男の子のおめかしアイテム
5.七五三の思い出とともに。大切な成長の記録を残す、記念品
七五三ってそもそもどんな行事?
七五三の起源は平安時代にまで遡ると言われています。当時は食料も限られていて、医療も今ほど発達していなかった時代。赤ちゃんや小さな子どもが亡くなってしまうことも珍しくない中、宝である子どもたちの成長を祈願し、祝うための儀式がいくつも生まれたそうです。
中でも、古来より縁起が良い奇数の年齢に合わせ、3歳・5歳・7歳で行った儀式が「七五三」として広まったとされています。
3歳を迎えてから男女ともに髪を伸ばし始めるという慣習が元となった「髪置(かみおき)」、5歳になった男の子が袴を身に付ける「袴着(はかまぎ)」、7歳になった女の子が帯を締めて着物を着る「帯解(おびとき)」。
このように始まった七五三では、男の子は3歳と5歳、女の子は3歳と7歳でお祝いをすることが一般的ですが、地域や家庭によっては男の子のお祝いを5歳の時のみに行ったり、男女いずれも3歳・5歳・7歳の3回お祝いをしたりと、絶対的な正解はないようです。
祝う日は?服装は? 七五三のよくある質問
それでは、現代において七五三はどのように祝われているのでしょうか。ここからはQ&A方式で、最新の七五三事情について皆さんの疑問を解決していきたいと思います。
Q1. 七五三のお祝いをする年齢は満年齢?数え年?早生まれの場合は?
大前提として、七五三のお祝い事をする年齢に明確な決まりというものはありません。もちろん昔は数え年で3歳・5歳・7歳になる年に行われていましたが、最近では満年齢で行う家庭も増えています。
よって早生まれの方に関しても、該当の年齢になる前の七五三でも後でも問題はないですが、3歳の時は(個人差はあるものの)満年齢を待ったほうがおむつが取れる可能性があるため、後追いでのお祝いを勧める声もあるようです。
Q2. 11月15日は何をする日?その日でないと七五三のお祝いはできないの?
七五三の日は毎年11月15日とされていますが、必ずその日にお祝いをしなければいけない訳ではありません。11月15日が平日だったり、別の予定と被っている場合は、日にちをずらしてお祝いしても問題ありません。中には、大安や友引などの六曜に合わせてお祝いの日取りを決めるという方もいるそうです。目安としては、大体11月15日から前後1~2カ月以内を目途にお参りやお祝いを済ませる家庭が一般的と言われています。
七五三のお祝いとして定番とされているのは、神社もしくはお寺へのお参りに、写真スタジオなどでの記念撮影、親族との会食など。お参りは、ご祈祷を受ける場合もあれば通常の参拝のみという形もあります。どちらでも問題はないですが、ご祈祷の場合は事前予約が必要なケースもあるため、訪れる神社やお寺の情報を事前に確認しておきましょう。
Q3. 子どもの服装は?洋装でもいいの?
お参りをする場合、七五三の服装は正装であれば、和装・洋装どちらでも可とされています。お手洗いの心配や、子どもが暑がってしまうことを懸念して、洋装を選ぶご家庭も増えているのだとか。
いずれにせよ、正装で長時間過ごすとお子さんが疲れてしまう可能性もあるため、お参りや写真撮影が終わったら普段着に着替えられるよう準備しておくのがおすすめです。
和装の場合、3歳の女の子は帯を締めずに袖なし襟付きの「被布(ひふ)」を着用し、7歳の「帯解」の際にはきちんと帯を締めた着物を身に付けます。男の子の場合、紋付の「羽織袴」が正装となりますが、紋付でなくとも問題ありません。男女どちらも、お宮参りの際の「初着」を仕立て直して着るケースもあるそうです。
七五三のタイミングでない兄弟・姉妹がお祝いに同行する際は、女の子ならワンピース、男の子ならシャツにネクタイなど、ちょっぴりおめかしをしていきましょう。両親や親族などの大人は、派手な色味や露出を控えたセミフォーマルスタイルが一般的とされています。
Q4. 親戚の七五三のお祝い相場はどれくらい?
厳密な決まりはありませんが、七五三のお祝いに関わるのは三親等までというケースが多いようです。よって自分の子どものほか、甥・姪や孫が七五三を迎える時にはお祝いをするイメージですね。家族ぐるみで付き合いの深い友人やご近所さんのお子さんであれば、親族でなくともお祝いすることも。
金額としては、品物のプレゼントでも現金でも、以下が相場と言われています。
・祖父母:1万~数万円 ※お祝いの費用を負担するというケースも多い
・その他親戚:5,000~1万円
・友人、知人:3,000円~5,000円
お祝いの仕方や金額感も多様化しているため、まずは親族と相談してみて「自分たちはこうしよう」と決めるのも良いかもしれません。
どのようにお祝いをするか、という形は時代とともに多様化しつつありますが、七五三の本質である「子どもの健やかな成長を祝い、感謝すること」が大切に受け継がれていることが分かりますね。
ここからは、そんな七五三のお祝いにぴったりな子ども向けおめかしアイテムに、七五三当日の写真や子どもの成長の記録を残せる記念品などをご紹介します。
一つあれば大活躍 女の子向けの髪飾り
七五三を筆頭に、様々なお祝いの場で活躍してくれる子ども用の髪飾り。女の子にとっては大切なおめかしアイテムです。一つあると便利な和装髪飾りや、洋装にも合うデザイン、髪が少ないお子さんでも付けやすいクリップタイプなど、バリエーションも豊かです。
フラワーデザイナー・日和花 hiyoribanaさんによる和装髪飾りは、大きめのダリアをメインに、マムで彩りを添えた華やかなデザイン。歩くたびに揺れる赤いタッセルがアクセントになっています。丈夫なアーティフィシャルフラワー(造花)で作られているため、お子さんがギュッと握ってしまっても安心。クリップタイプで付けやすく、パパママにも嬉しい一品です。
cottontailさんの髪飾りは、ちりめんのアップリケで作った、滑り止め付きのクリップタイプ。3歳の七五三ではまだ髪が少ない場合もありますが、薄毛にもぴったりと付いてくれます。まとめ髪には、他の髪飾りと重ね付けしても可愛いですね。
はなしずくさんが手掛ける、つまみ細工の七五三髪飾り2点セット。シルクを使用しているため、艶がありしなやかな風合いを楽しむことができます。黄色・ピンク・水色・桜色・白などの優しげな色味で、主張しすぎない可愛らしさが魅力です。
お花を使った小物を手掛けるフローリストcoyote.flowerさんの髪飾りは、和装とも洋装とも相性の良い、穏やかな色合いのカチューシャタイプです。髪の毛がまだ少ないお子さんや、髪飾りが取れやすい髪質のお子さんにも安心。揺れるレースリボンがおしゃれですね。
袴もスーツも◎ 男の子のおめかしアイテム
袴でビシッと決めるか、おしゃれなキッズスーツにするか……意外と男の子のおめかしスタイルも迷うもの。七五三以外のお祝いでも活躍してくれるおめかしグッズや、プレゼントにしたい特別なアイテムをご紹介します。
waccoさんの袴セットアップは、コットン100%でできた子どもの肌にも優しい晴れ着。サイズは80cm~100cmとあり、七五三のほかにお食い初めやお宮参り、初節句などでも活躍してくれそう。ウエストも調整可能でロンパースのような作りになっているため、ベビーにも安心なデザインです。女の子用の衣装も。
男の子のための可愛い服を手掛けるminoru*さんのキッズスーツは、こなれた風合いのハーフリネンを使用。大きめのくるみボタンと丸みのある裾が可愛らしい、ベストとパンツの2点セットです。きちんと感がありながらも、子どもにとって窮屈すぎないデザインが嬉しいですね。
SKLOさんが手掛けるネクタイは、珍しく革で作られた作品。首周りは伸縮するゴム素材のアジャスターとホックを使っているため、サイズ調整や着脱が簡単にできるそうです。革の優しい手触りとヴィンテージ感がかっこいい、プレゼントにもおすすめなキッズネクタイです。
nutta73さんのサルエルパンツは、男性用スーツにも使われる上質な生地で制作されたフォーマル感漂う一着。サスペンダーと蝶ネクタイも追加注文可能です。七五三はもちろんのこと、入学式やお誕生日、結婚式など様々なお祝いの場で活躍してくれますね。
七五三の思い出とともに。大切な成長の記録を残す、記念品
七五三の当日に撮影した晴れ着の写真や、成長の記録を残せるアイテムもさまざま。思い出の品としてはもちろん、親族への記念品や御礼の品としてプレゼントするのにもおすすめです。
バンザイ・ファクトリーさんの「マギーカップ」は、ひとりひとりの握り型をとって、天然木(高樹齢広葉樹)に彫り上げるオーダーメイドの木製カップ。愛する子どもの握り方を残すアイテムとして、七五三という節目に作ってみてはいかがでしょう。大人になってから、「こんなに小さかったんだ!」と比べてみるのも楽しそうですね。
homefabpaperさんが届けるのは、写真をもとにオーダーメイドできるアクリルスタンド。職場のデスクに置いたり、おじいちゃんおばあちゃんへのプレゼントにしたり。最新式のUVプリンターで綺麗に印刷されたアイテムです。
DRESSERSさんが手掛ける似顔絵オリジナルポスターは、写真をもとに制作された水彩スケッチ風の似顔絵。インテリアとしておうちに馴染みやすいデザインで、写真よりも飾りやすいテイストに仕上がります。七五三の晴れ姿を世界に一つだけのアート作品として残してみませんか?
子どもの健やかな成長を祝う、七五三
子どもの成長を祝い、これからも健康に育ってくれることを祈る、七五三。そんな大切のお祝いの日には、特別なアイテムを身に付けたり、思い出を形に残したりしても良いかもしれません。
お祝いの形は変われど、子の健やかな成長を願う大人の気持ちは昔も今も変わりません。大切な七五三のお祝いに添えるアイテムを、ぜひCreemaで探してみてくださいね。