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ジュエリーデザイナー・Holiday Jewelryさんが大切にする5つのこと【後編】〜出品・販売〜

こんにちは。クリーマの宮崎です。

先日公開したオンラインセミナー記事、「ジュエリーデザイナー・Holiday Jewelryさんが大切にする5つのこと【前編】〜作品づくり・撮影〜」は、クリーマでの作家活動の一歩につながるような内容を目指してお届けしました。

多くの方にご覧いただき、ありがとうございました。Holiday Jewelryさんの元にも、ユーザーさんから「後編はいつですか?」というお声があったとお聞きし、とてもうれしい思いです。

 

今日は、「Holiday Jewelryさんが大切にする5つのこと」の後編として、出品と販売についてのお話をお届けしたいと思います。

 

 

「何気ない日常に特別な一日を」シンプルで上質をテーマに、ジュエリー作家として活動するHoliday Jewelryさん。作家活動をスタートして約2年間、2800件を超えるお取引の中で、気がついたことや、心がけてこられたことも多くあったそう。

まず初めに、ハンドメイドマーケットでの販売活動についてお伺いしました。

Creemaでの販売について

- これからのウェブ上での販売活動はどのようにお考えですか?

Holiday Jewelryさん「クリーマでの購入評価が増えれば増えるほど信頼も増えるので、サイトは1つに絞ってやっていこうと思っています。一時期、複数のサイトにも出品していたことがあったのですが、どこに何の作品があって、どういう状態なのかを把握するのが大変で、ミスが増えてしまったことがありました。そこで、他のサイトは閉じてクリーマを活動のメインにしました」

- 現在まで、2800件を超えるお取引がありますが、販売が伸びたきっかけは何だったのでしょうか?

Holiday Jewelryさん「クリーマのジュエリー特集に載せていただいたのがきっかけで、作品へのお気に入りや購入がすごい勢いで増え、売れるようになりました。お客さまがクリーマのクーポンなどを活用してくださって、リピーターになっていただいた方もいます。

シンプルで上品なクリーマのサイトのイメージと、客層があっているのかなと思います。

クリーマは良いお客様ばかりで、丁寧な方が多い印象ですね。購入後のメンテナンスで、たまにお手紙のやりとりをすることがあるのですが、字まできれいな方が多いんですよ。驚いてしまいました」

- これからは、どのような目標をお持ちですか?

Holiday Jewelryさん「今まで通り、1つ1つのオーダーに着実に応えていきたいと思っています。

子供は、成長するのに欲があるわけではないですよね。1日1日少しずつ大きくなって、毎日少しずついろいろなことができるようになっていく。そんな姿をそばで見ていたら、最初から大きなビジョンを持つのではなく、無理をせずに、いただいたオーダーにきちんと応えていくことを大切にしたいと思いました」

Holiday Jewelryさんが大切にする5つのこと【後編】 〜出品・販売〜

1. 出品のタイミングを見極める

「子育てをしながらだと、新作を出し続けることが難しくなってしまう時があります。そこで、夏と冬のシーズンに絞って新作を作り、出品しています。育児中は、自由時間はたっぷりありませんが、私の場合、時間が限られている方が効率が上がるので、「やれる時間はここしかない!」と、集中してできている気がします」

2. 自分らしさを出せるオーダーの受け方をする

「オーダーは何でも受けるのではなく、自分が作るべきだと思うものを受けるようにしています。過去に、「これに似せて作れませんか?」というご相談があったのですが、それでは自分の作品ではなくなってしまうので…。オーダーの場合は、オーダー料と日数もいただいて、責任をもってお受けするようにしています」

3. ギフトとして贈りやすくする

「ギフトに選んでいただけることも多いですね。Holiday Jewelryとしては、パートナーや大切な人に気軽にプレゼントしてほしいという気持ちがあったので、贈りやすさを大切にしています。箱、リボン、紙袋をつけて、有料のギフトラッピングを充実させました。

今は、無料のラッピングでもすごく豪華ですよね。そういった一般的なラッピングのイメージから期待感が高いので、できるだけ応えたいと思っています」

Holiday Jewelryさんのギフトラッピング

Holiday Jewelryさんのギフトラッピング

4. 発送を効率化する

「今は、郵便局の「ゆうパケット」という配送サービスを契約しています。1日に1回集荷に来てもらっていますが、集荷の時間も決められるので、スケジュールを立てやすくて良いですね。何しろ自宅にいながら発送ができるので、とても楽になりました」

5. お客さま視点のコミュニケーションを意識する

「予定が入ることもあるため休業日を設けているのですが、現代の感覚だと、すぐに返事がほしいという方が多いですよね。個人間取引なので、お問い合わせについては早めに返信するように心がけています。

また、お返事をする前に、まず相手の立場に立って、「自分だったらどう思うかな?」と想像してみることにしています。お客さま視点で、こうあってほしいと感じたことを重視して、できるだけ丁寧なやりとりを意識しています」

インタビューを終えて

Holiday Jewelryさんは、一年の中で一番クリスマスがお好きだそう。その思いから、「Holiday」がブランド名にもなっています。男性から女性への日々のささやかな贈り物になってほしいという願いから、ギフトとしての贈りやすさを特に大切にされていました。

 

そして、とても印象的だったのは、「子供は、成長するのに欲があるわけではなく、1日1日少しずつ成長していく。だから私も目の前のことにきちんと応えていきたい」」という一言です。

子育てとジュエリー作家としての活動を両立するという、とても忙しい毎日の中で、「自分らしくあることで、無理なく続けて行くこと」、それがHoliday Jewelryさんが出された答えでした。そうして続けて行くことは、今のお客さまを大切にしていきたいという気持ちの表れに他なりません。

 

先日公開した前編では、ジュエリー作家になるまで、そして作品づくりについてお伺いしました。記事はこちら「ジュエリーデザイナー・Holiday Jewelryさんが大切にする5つのこと【前編】〜作品づくり・撮影〜」からご覧下さい。

 

作り手の皆さまにとって、これからの販売活動の次のステップにつながることを願っています。

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